Tokyo Idol Festival 2020 優勝グループを考える
10月2日から4日まで3日間にわたって行われたTokyo Idol Festival 2020。通称TIF。
皆さん知っていますでしょうか。
2010年から始まり、毎年8月にお台場のZEPPダイバーシティやフジテレビのスタジオを利用して会場が組まれ、全国から200組以上のアイドルが集結します。
来場者数は年々増え、2019年は8万8000人を超えました。
サマソニが2日で10万~12万人ですから、アイドルとはいえ馬鹿にできない規模に成長してしまったTIFでございます。
2014年には、ウォール・ストリート・ジャーナルのブログで、3大ロックフェス(フジロック、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、サマーソニック)や東京JAZZと並んで「日本で見るべき夏の音楽フェスティバル5選」のひとつに選ばれています。
smithは第1回から毎年参加しており、毎年のライフワークとなってしまい、TIFに参加しないと夏が始まらない体になってしまいましたw
とまあ、概要はここまでとして、今年の優勝アイドル決めましょうか。
※”優勝”とは、ファン達が勝手に決める最もパフォーマンスが良かったアイドルであります。
1組目は、リルネード
でんぱ組.incで有名なディアステージに所属する3人組アイドル。
3人ってほんと丁度良い!
画面に収まる人数は意外と重要で、ライブの映像を見ていると、ダンスショット→顔のアップなどのカメラの切り替わりが少なく、疲れないんです。
意外と重要で、下手なテレビ番組だと顔のアップが1コーラス交代で10何人やっていくとかあるので、目が疲れますw
上記に貼った曲は非常に完成度が高いです。キラキラしたイントロ・サビと、ディアステならではの電波ソングのAメロのMIXで聞いていて面白いです。
近年のアイドル流行を見ると、変化球(WACKなど)が多くなってますが、やっぱり疲れちゃうんですよ。
リルネードは「こういうので良いんだよ」という王道をしっかり真面目にやっています。
ほんとこれよ!こういうのが実際一番良いのよ!ぶりっこぐらいが丁度良いのよ!
多幸感しかない曲調、THEアイドルの衣装、フリ真似しやすいダンス。
リルネードはめちゃくちゃ良かった。これからにも期待したい。
2組目は、エレファンク庭
公式によりますと、
エレクトリック、ファンク、ディスコ、二面性のある歌詞をアイドルがSing & Danceというコンセプトの元、「青春アミーゴ / 修二と彰」「抱いてセニョリータ / 山下智久」などメガヒット曲の作詞を手がけた作詞家zoppプロデュースする3人組アイドル。
メンバー脱退などいろいろあったようですが、まぁ、新規ヲタなのであまり関係ないですw
名前は知っていたのですが、音源聴くのはTIFが初めてでした。
曲調はJPOPアプローチのファンク&ディスコって感じです。
夜の首都高とか合う曲が多いですね。
イキってる雰囲気もなく、親しみやすいグループに見えます。←ここわりと重要ポイント!
やっぱり曲って大事ですね。推しポイントって皆さんいろいろあると思いますが、顔やダンス、雰囲気よりも、まず自分にとって良い曲である必要がありますよね。
エレファンク庭は曲が非常に恵まれています。
なので、その他の要素でどこを伸ばすか期待したいですね。
3組目は、FEVER
BNK48の対抗するアイドルとして2018年にデビューしたFEVER(フィーバー)。
そうですタイのアイドルです。
ルックスももちろん可愛いんですが、曲が最高!そしてタイ語がかわいい!
東南アジアの音楽は去年くらいから気にしていて、タイ料理屋で流れてる現地のヒットチャートをよくShazamしていました。
JPOPの影響を強く受けていて、日本人好みの曲が多いんですよ。
Reality clubはインドネシアですが、こちらもおすすめです。
TIFに出場したFEVERですが、City PopやFuture Funkの文脈を感じる楽曲となっています。
初めて聞いた時は「角松じゃん!」ってなりました。
たぶんタイの楽曲派という立ち位置だと思いますが、それにしてもPVやMVも完成度が高く、タイだからと言って馬鹿にになんかできませんよ。
バンドセットでライブやっちゃたりして、もうばちばちですよ!超カッケェ!!!!
こういう文脈のコンセプトは本来、日本のアイドルがやるべきだと思うんですよ。
でもこれをタイに先にやられてしまった。。。
タイ人あっぱれ!!日本人プロデューサーもっと頭を使ってくれ!笑
来日してくれないかなぁ、、、
以上、TIF2020感想でした。
3組はどれも甲乙つけがたいですね。
アイドルフェスでもいろんな刺激があります。
Youtubeに過去のフェス動画があったりしますので、見てみてはいかがでしょうか。